2023年を迎えて以降、新たに仮想通貨を始める人が増えてきました。
lineやFacebook、YouTubeなどの通信サービスでも度々のように取り上げられているのも、注目度の大きさを物語っているのではないでしょうか。
新型コロナウイルス罹患拡大防止のための在宅ワークの推進や外出自粛などの取り組みもあいまった形で、パソコンやスマホが一台あれば可能な仮想通貨への関心が高まっていることも事実です。
これだけ、仮想通貨取引が身近になったことで、仮想通貨取引の特徴もわかってきました。実際にビットコインやリップル、イーサリアムにモナコインなどのコインの売買をした人が寄せる口コミや評判、体験記などに目を通すことも大事なことです。
往々にしてあるのが、株式投資との違いを理解せずに仮想通貨取引に着手して失敗するケース。決定的な違いともいえるのが、仮想通貨取引には1日の値動きの幅に制限がありません。
いわゆる、株式投資でいうところの、ストップ安やストップ高がないため、損失額が膨らみます。「ほんの数分間で資産が目減りした」などということも珍しくないでしょう。もちろん、その反対に株式投資では得られないほどの利益を出すこともあります。「真面目に働くのがバカらしい」と思うほどに儲けられることも事実なのです。
資産運用の選択肢の一つとして、ここまでの浸透を見せる仮想通貨ですが、実はその歴史自体はさほど古くはありません。
そのため、株式投資やFXトレードのように「投資のプロ」と称される人がいないのも、特徴的なことです。相場を知り尽くしたプロの投資家がいないことで、結果的に初心者であっても勝てる可能性が高まります。
これから、金融機関などの機関投資家が参入することになれば、ますます値動きが激しくなることも容易に推測可能です。
加えて、国や自治体が政策として仮想通貨での決済を認めたり、法整備に着手したりすることでも、各コインを取り巻く環境は一気に変わる可能性があります。
何はともあれ、仮想通貨での資産運用をするのであれば、中長期的視点でみていくことが必要ではないでしょうか。
「副業」や「サイドビジネス」などというと、直ぐに好結果を求めたくなりがちですが、それがかえって失敗の要因にもなりかねません。長期保有を実現するためには、余裕資金を投入することが不可欠です。間違っても、生活費や子どもの教育資金などを充てないようにしましょう。